第31話「熱海ゆかりの実朝の歌」

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ページ番号1012018  更新日 令和4年1月26日

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あたみ歴史こぼれ話(本編)

「あたみ歴史こぼれ話」第30話
「あたみ歴史こぼれ話」第31話 熱海ゆかりの実朝の歌(令和3年(2021年)11月号掲載)


※広報あたみの原本をご覧になりたい場合は、
以下のリンク先からご覧下さい。

あたみ歴史こぼれ話―本編の後に

このコーナーでは、「あたみ歴史こぼれ話」で
掲載しきれなかったことを中心にご紹介します。
本編を読み進んだ後に、ご覧ください。

※このページで掲載されている画像は、閲覧のみ可能といたします。
 画像の保存、複製及び使用は禁止いたします

 

 

実朝の歌碑

 

・『金槐和歌集』は源 実朝の家集(歌集)ですが、「あたみ歴史こぼれ話 第三十一話」では四首を紹介しました。このほかにも走湯山(伊豆山神社)に参詣した時に詠んだと思われる

「わたつうみの 中に向かひて いづる湯の 伊豆のお山と むべも言ひけり」

「伊豆の国 山の南に 出づる湯の 速きは神の 験なりけり」

が詠まれています。

また、実朝の歌を詠んだ歌碑は、十国峠に建立されたものが有名ですが、熱海市内には別に三基あるので紹介します。

 

 

 

画像1
「初島公園」内にある歌碑

「箱根路を わが越えくれば 伊豆の海や 沖の小島に 波の寄る見ゆ」と詠われた『沖の小島』である静岡県唯一の有人離島である「初島」にある歌碑です。

 

 

 

画像2
「湯前神社」境内にある歌碑

熱海を詠んだ「都より 巽にあたり 出湯あり 名はあづま路の 熱海といふ」の歌碑は少彦名命を祭神として祀っている「湯前神社」の境内にあります。

 

 

「ホテル ニューさがみや」玄関横の歌碑
「ホテル ニューさがみや」玄関横にある歌碑

伊豆山の「走り湯」近くにある「ホテル ニューさがみや」の玄関横には『大海の 磯もとどろに よする波 われて碎けて さけて散るかも」の歌碑があります。

 

豆州熱海湯治道知辺(ずしゅうあたみとうじみちしるべ)元禄八年版

豆州熱海湯治道知辺
「豆州熱海湯治道知辺」 熱海市立図書館 所蔵

この絵図には「ちはやぶる 伊豆のお山の 玉椿 八百万代も 色はかはらじ」と「都より 巽にあたり 出で湯あり 名はあづま路の 熱海といふ」の二首が載せてあります。

 

 

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 網代公民館 歴史資料管理室
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-48-7100ファクス:0557-48-7100
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。