【彫刻】銅造延命地蔵菩薩像

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ページ番号1017165  更新日 令和7年5月20日

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銅造延命地蔵菩薩像

よみ:どうぞうえんめいじぞうぼさつぞう

種別:彫刻

指定日:昭和52年(1977)4月25日

員数:1躯

所在地:泉136

所有者・管理団体:保善院

解説

〈法量〉総高20cm 座高13.2cm

 南北朝時代の在銘鑄造仏として貴重なもの。半跏像。頭鉢の張った方形の地蔵面相をして、印象的で品位ある顔相の彫りは見事である。着衣の表現は厚ぼったい。左手首が失われているが、宝珠を持っていたものと思われ、右手に持っていたと推定される錫杖も紛失している。台座は後補。作者不明。

 背面の刻銘に「願主上野国岩田郷住人乙部三朗□(景又は邦)信 貞和五□(年)□(一)(月曜日)九日」とある。

   引用・参考文献:熱海市教育委員会編1990『熱海の文化財』

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 文化交流室(施設担当)
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6232 ファクス:0557-86-6606
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