【彫刻】銅造延命地蔵菩薩像
銅造延命地蔵菩薩像
よみ:どうぞうえんめいじぞうぼさつぞう
種別:彫刻
指定日:昭和52年(1977)4月25日
員数:1躯
所在地:泉136
所有者・管理団体:保善院
解説
〈法量〉総高20cm 座高13.2cm
南北朝時代の在銘鑄造仏として貴重なもの。半跏像。頭鉢の張った方形の地蔵面相をして、印象的で品位ある顔相の彫りは見事である。着衣の表現は厚ぼったい。左手首が失われているが、宝珠を持っていたものと思われ、右手に持っていたと推定される錫杖も紛失している。台座は後補。作者不明。
背面の刻銘に「願主上野国岩田郷住人乙部三朗□(景又は邦)信 貞和五□(年)□(一)(月曜日)九日」とある。
引用・参考文献:熱海市教育委員会編1990『熱海の文化財』
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