講座5-5「臨床医学から見る老化と病気」講師:坂巻 壽 氏(都立駒込病院名誉院長)紹介

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ページ番号1017937  更新日 令和8年3月10日

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講座紹介 

テーマ:臨床医学から見る老化と病気

人間が避けることが出来ない老化と、それがもたらす病気との関わりを医学的な観点で解説します。

私は臨床医として50年間、多くの患者さんと向き合ってきました。その経験を基に「老化」と「病気」の関係をお話しします。老化は誰にでも起こる自然な現象ですが、その背景には体の機能の変化や病気との深い関わりがあります。
私の医師としてのキャリーの大半は白血病などの血液疾患との戦いでした。血液は全身をめぐる命の源であり、加齢によって骨髄の働きが弱まると、貧血や免疫力低下が生じやすくなります。また、白血病や骨髄異形成症候群といった病気は高齢者に多く見られ、老化そのものが病気のリスクを高めていることが明らかになってきています。
次に、多くの方が関心を持つ「老化と生活習慣病」のつながりを中心にお話しします。高血圧、糖尿病、動脈硬化、がん、認知症など、私たちが年齢とともに直面しやすい病気は、生活習慣や体の自然な変化が重なって起こります。例えば、血管は年齢とともに硬くなり、脳や心臓の病気につながります。食事・運動・睡眠など日常の積み重ねが、病気の予防にも直結することを具体的なデータや経験談を交えて紹介します。
さらに、心の老化や社会的つながりの重要性にも触れます。孤立やストレスは病気を悪化させ、逆に人との関わりや前向きな生活は老化を和らげます。長年の臨床現場で見てきた「元気に年を重ねる方々」の共通点もお話しし、日々の暮らしに役立つヒントをお届けします。

<メッセージ>
この講義を通じて、老化を恐れるのではなく、自分らしく健康に年を重ねるための知識と工夫を皆さんと共有したいと思います。
 

坂巻 壽氏プロフィール

【講 師】坂巻 壽 氏(都立駒込病院名誉院長)

坂巻 壽(さかまき ひさし)

都立駒込病院名誉院長

1974年東京医科歯科大学(現東京科学大学)医学部卒業、東京医科歯科大学第一内科、都立墨東病院、獨協医科大学を経て1986年より駒込病院血液内科勤務、2019年同院退職し坂巻クリニック院長。

開催日

令和8年10月20日(火曜日)「臨床医学から見る老化と病気」

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 中央公民館
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6578 ファクス:0557-86-6606
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。