講座1-4「二つの津波想定と津波防災地域づくり」講師:原田 賢治 氏(静岡大学防災総合センター 准教授)紹介

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ページ番号1017924  更新日 令和8年3月10日

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講座紹介

「二つの津波想定と津波防災地域づくり」

 東日本大震災をきっかけに、日本の津波対策は大きく変わりました。

 現在は、比較的発生頻度が高い津波だけでなく、最大級の巨大津波も想定し、二つのレベルで対策が進められています。行政による堤防などの建設(公助)には限界があるため、現在は避難場所の確保や住みよい街づくりをセットで進める「地域づくりとしての津波防災」が主流となっています。

ここで最も重要なのは、住民一人ひとりの役割です。日頃からハザードマップで避難経路を確認する「自助」や、避難訓練を通じて隣近所で声を掛け合う「共助」が組み合わさることで、地域の防災力が向上します。各地で進められている事例を見ながら、津波防災地域づくりについて考えてみます。 

原田 賢治 氏 プロフィール

講師:原田 賢治 氏(静岡大学准教授)

 原田 賢治(はらだ けんじ)

 東北大学大学院工学研究科博士後期課程(土木工学)修了、博士(工学)、日本学術振興会特別研究員、京都大学防災研究所巨大災害研究センターCOE研究員、人と防災未来センター主任研究員、埼玉大学大学院理工学研究科(環境科学研究センター兼任)助教を経て2011年4月より現職。

 国土交通省駿河海岸保全検討会委員、環境省災害廃棄物対策推進検討会地域協調ワーキング委員、静岡県防災・原子力学術会議津波対策分科会委員、静岡市防災会議委員、伊豆市津波防災地域づくり推進協議会副会長、湖西市津波防災地域づくり推進協議会副会長等の多数の行政機関の委員を歴任。

 専門分野は、津波工学、津波防災、海岸工学、水工水理学。現地調査、数値シミュレーション、モデル実験等により津波災害現象を理解し、被害軽減に向けた効果的な対策について研究を行っている。これまでに2004年紀伊半島南東沖地震津波、2004年インド洋大津波、2009年サモア沖地震津波、2010年チリ地震津波(インド洋津波)、2011年東北地方太平洋沖地震津波(東日本大震災)、2024年能登半島地震津波などの国内外の津波災害による被災地調査を実施し、津波災害のメカニズムと津波防災対策について研究を行っている。

 土木学会、平成21年度出版文化賞を「TSUNAMI-To survive from Tsunami-」の共著者として協同受賞。日本自然災害学会、平成22年度学術発表優秀賞を自然災害の防止・軽減に関する総合的研究部門にて受賞など。
 

開催日

令和8年9月11日(金曜日)「二つの津波想定と津波防災地域づくり」

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 中央公民館
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6578 ファクス:0557-86-6606
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。