講座1-1,1-2「富士山の生い立ちと火山防災対策の現状」、「伊豆半島の生い立ちと伊豆東部火山群の防災対策」講師: 小山 真人 氏(静岡大学名誉教授)紹介
講座紹介
令和8年5月8日(金曜日)「富士山の生い立ちと火山防災対策の現状」
富士山の火山防災対策は今世紀になって本格的に検討され、2004年に最初のハザードマップが完成し、それをベースとした広域避難計画が2015年に策定された。その後、最新の学術的成果にもとづいたハザードマップ改定版が2021年に完成し、それにもとづいた避難計画の大幅改定を2023年に終えたばかりである。ここでは、火山としての富士山の生い立ちや特徴に関する学術的成果を概説した後、富士山で予測される噴火災害の規模や様相、ならびに防災対策の経緯と現状について解説する。
令和8年6月12日(金曜日)「伊豆半島の生い立ちと伊豆東部火山群の防災対策」
かつて南洋に浮かぶ火山島と海底火山の集まりであった伊豆地域は、その後のプレート運動によって本州に衝突・隆起し、半島の形となった。その間、伊豆半島には地下深部から次々とマグマが上昇して活発な火山噴火が続いてきたが、15万年前以降は小さな火山が群れをなす伊豆東部火山群の時代となり、その結果として大室山や伊豆高原・城ヶ崎海岸などの風光明媚な自然景観が生まれた。しかし、1978年以降は伊東付近の沖合にマグマ活動が集中して群発地震や海底噴火が生じ、その防災が大きな課題となっている。ここでは伊豆半島や伊豆東部火山群の生い立ちを振り返るとともに、観測や予測の現状、避難計画の概要や課題について解説する。
小山 真人氏プロフィール

小山 真人(こやま まさと)
静岡大学名誉教授、静岡大学防災総合センター客員教授、放送大学静岡学習センター客員教授。
専門は火山学、地震・火山防災など。
1959年静岡県浜松市生まれ。
静岡大学理学部、東京大学大学院理学系研究科などに学ぶ。東京大学理学博士(地質学)。
富士山火山防災対策協議会委員、伊豆東部火山群防災協議会委員、美しい伊豆創造センタージオパーク委員会顧問などを務める。
主な著書は「富士山 大自然への道案内」(岩波新書)、「伊豆の大地の物語」(静岡新聞社)など。
開催日
令和8年5月8日(金曜日)「富士山の生い立ちと火山防災対策の現状」
令和8年6月12日(金曜日)「伊豆半島の生い立ちと伊豆東部火山群の防災対策」
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