伊豆山郷土資料館 特別展示について
「伊豆山神社古文書写」の展示について
小田原北条氏の始まりを示す史料を期間限定で公開します。
※通常入館料で見れます。
『伊豆山神社古文書写』は中世の古文書群の模写で、昭和19 年に伊豆山神社に奉納された巻物(伊豆山神社所有)です。
今回展示する「伊勢長氏判物写」は、北条早雲(伊勢宗瑞/長氏)が発給した文書であり、この文書から早雲が千葉郷(現在の小田原市千代)にあった走湯山の土地の代わりに田牛村(現在の下田市田牛)の土地を寄進したことがわかります。
また、伊豆の韮山城を本拠としていた北条早雲は明応4 年(1495)に小田原城を奪取したと考えられてきましたが、その根拠が揺らいでおり、不明となっています。
この文書は早雲が小田原城周辺の土地の差配をできたことを示し、遅くとも明応10 年(1501)の時点で早雲が小田原城を手に入れたことを暗示し、小田原北条(後北条)氏の始まりを示す貴重な史料となります。
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