全国で充電池の火災が増えています

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1002934  更新日 令和6年2月7日

印刷 大きな文字で印刷

電気用品の火災にご注意を

様々な用途に用いられるリチウムイオン電池の火災が全国で増えています

携帯充電器、スマートフォン、タブレット、電子たばこ、ノートパソコン、電動工具などに使用されているリチウムイオン電池から充電中及び使用中などに出火する火災が増えています。

リチウムイオン電池とはニッケル水素充電池と比べ1.5倍~2倍の電池容量と3倍の動作電圧を持つため、高容量、高出力、軽量という特徴があります。

非純正品(互換性バッテリー)の火災が多発しています

近年、全国において非純正品(互換性バッテリー)関連の火災がで発生しています。

互換性バッテリーとは、電化製品の本体を製造したメーカーとは異なるメーカーが製造した互換性のあるバッテリーのことを指します。実際にバッテリーとして使用することは可能ですが、電化製品本体を製造したメーカーは安全・品質は保証していないものです。

互換性バッテリーの火災発生防止のため、純正品の購入をお薦めします。

火災発生状況

  1. 専用(対応型)充電器を使用しなかったため、過充電となり出火した。
  2. スマートフォンのイヤホンジャックの清掃や、電池の交換修理をする際に、鋭利なものを差し込んだため内蔵充電池が損傷し出火した。
  3. 廃棄する際に分解して、外力により損傷し出火した。
  4. 社告・リコール品を使用して出火した。
  5. 充電池の使用に応じた設定で充電しなかったため、過充電となり出火した。
  6. 経年使用による劣化で出火した。
  7. 電池、制御装置等、製品の不具合により出火した。

イラスト:焚き火の火を消火器で消している消防士

火災を防ぐためには

出火前にみられた特徴的な兆候や誤った行動について

 1. バッテリーの減りが速くなり、充電中に以前と比較して熱くなっていた。

 2. 充電池が膨張し変形していた。

 3. 充電しても、満充電にならない。

 4. カバンなどにスマートフォンなどを入れ、ぞんざいに扱い強い衝撃を与えた。

 5. 充電部の差込み部分の接触は悪かったが、そのまま使用していた。

 6. 専用の充電器で充電しない。

 7. 水没したが、時間が経ちまた使用できるようになったので使用していた。

以上のような兆候が現れた時には使用をやめ、各製造会社や販売店へご相談ください。兆候が現れない場合でも火災に至るケースもありますので、上記のような行動は控えるとともに、取扱説明書を熟読した上で使用しましょう。

万が一発火した時には

1. 電池から火花の飛び散っている時には近寄らないようにする。

2. 充電中の場合は、拡大を防ぐためにコンセントからプラグを抜く、または電気のブレーカーをOFFにし電源を遮断する。

3. 消火器または消火スプレー(電気火災対応のものに限る)で消火する。

4. 消火した場合でも119番へ通報してください。

イラスト:消防士の女性

イラスト:消防士の男性

PDF形式のファイルをご利用になるには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 消防総務課 予防室
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6620 ファクス:0557-86-6616
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。