下多賀神社境内の石造物
境内からは縄文土器や石器、経塚遺物が発見され、下多賀神社は古くから地域の中心であり、この土地の字名である「新釜」には築城石を管理する「石番」を置いていたと福岡藩の史料にあります。
境内の石灯籠や狛犬には「海上安全」などと刻まれており、有力な家が石船を有していたと考えられています。
「忠魂碑」の台座には海蝕をうけた矢穴痕があり、元は築城石であったと思われます。
また、石垣には堅い安山岩、階段などには上多賀の曽我浦で産出する青い凝灰岩が使われています。



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