下多賀園地
下多賀園地は神社祭礼の御旅所となっています。この辺りは大きく埋め立てられていますが、採石が盛んだった時期は多くの石材が海岸から運ばれたと考えられます。
安政3年(1856)に江戸へ入港した船の積荷書上(つみにかきあげ)である『重宝録』には「多賀間地(知)」が年間平均10万5千500本と記録され、江戸城石垣の採石の後も、土木資材である間知石(けんちいし)が多賀地区から江戸・東京へ運ばれました。
近くにある秋葉灯籠は「伊豆東浦路(熱海~下田)」と山伏峠を越えて伊豆の国市方面に向かう道との分岐点であった現在の「下多賀バス停」付近から移設されたものです。


関連情報
このページに関するお問い合わせ
教育委員会 生涯学習課 文化交流室
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6234 ファクス:0557-86-6606
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。