講座5-2「最期まで自分らしく生きるー「私の生き方連絡ノート」で考える医療」講師: 渡辺敏恵氏(NPO法人 高齢社会をよくする女性の会 副理事長)紹介
講座紹介
テーマ:最期まで自分らしく生きるー「私の生き方連絡ノート」で考える医療
人間の免れ得ぬ出来事として、「生老病死」という表現があります。私は高齢の方を多く拝見する内科医として、ある方が表現した「生老病介認死」という言葉が、現状をよく表していると感じるようになりました。病を得ても、介護が必要になっても、認知症になっても、そこで一気に不幸になったり、人生が終わってしまうわけではありません。その時々の自分らしい対処が出来るはずです。その時のために、自分の事が落ち着いて考えられるうちに、何を大切にして生きて行きたいか?今できることは何か?これから出来なくなりそうなことのために、何を考える必要があるか?などを、あらかじめ自分事として考え始めてみませんか?実際の医療現場での経験をお伝えします。また、手立てとして「私の生き方連絡ノート」を書くことで自身の考えをまとめていく講座も紹介します。
【受講者の皆様へ】
この講座がご自身の今までとこれからを考えるきっかけになれば、と思っています。人生の最期までをどう生きるか?一緒に考えていきましょう。
渡辺 敏恵 氏プロフィール
渡辺 敏恵(わたなべ としえ)
高齢者医療に携わったことがきっかけで、東大臨床死生学講座で出会った想いを同じくする仲間と2008年に<自分らしい「生き」「死に」を考える会>を立ち上げる。
2009年に「私の生き方連絡ノート」作成。
医学博士
総合内科専門医
自分らしい「生き」「死に」を考える会代表
NPO法人 高齢社会をよくする女性の会 副理事長
厚労省 医療介護総合確保推進会議 構成員
専門分野は社会保障制度(とくに医療・介護分野)及び社会福祉制度(とくに高齢者・障害者分野)
開催日
令和7年6月12日(木曜日)「最期まで自分らしく生きるー「私の生き方連絡ノート」で考える医療」
このページに関するお問い合わせ
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