臨床心理士による園訪問・言語聴覚士によることばの発達相談

熱海市教育委員会では、一人一人の教育的ニーズに応じた支援や教育内容の充実を図るため、平成30年度から「臨床心理士による園訪問」と「言語聴覚士によることばの発達相談」を始めました。

臨床心理士の園訪問について

この事業は、主に来年度小学校入学の5歳児を対象に、お子さんの就学を見据え、適切な支援がなされていくことを目的としています。
臨床心理士が、定期的に幼稚園・保育園を訪問し、お子さんの様子を観察しながら、先生方に具体的な支援方法の助言を行います。
ご家庭で気になる様子がありましたら、在籍している幼稚園・保育園にお知らせください。

言語聴覚士によることばの発達相談について

この事業は、ことばの遅れや吃音（ことばのつまり）、構音（発音が正しくできない）に悩んでいるお子さんを対象とした相談事業です。対象は、おおむね3歳以上から就学前のお子さんです。
ことばの遅れが見られるお子さんは、集団生活の中でコミュニケーションが上手にとれなかったり、気持ちを伝えられなかったりするなど、困り感を抱えていることが少なくありません。そのようなお子さんに対し、言語聴覚士が遊びを通してかかわりながら様子を観察したり、発音や発達の諸検査をしたりし、ことばの発達の課題への早期発見・早期対応に努めます。
ご家庭で気になる様子がありましたら、在籍している幼稚園・保育園や教育委員会にご相談ください。

一人でも多くのお子さんがのびのびと健やかに育つために、このような相談事業を大いに活用していただくことを願っています。