地震(津波)対策

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ページ番号1000584  更新日 令和1年7月22日

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防災の心得

地震は時間と場所を選びません。しかし、いざという時の心がけと適切な場所で、その被害を小さくすることができます。

家庭での心得

  • いざという時の家族の安否確認方法や非常持ち出し品の準備を。
  • 予め避難場所や避難経路の確認を。
  • 家の外へ避難する時は、ガスと電気の始末をしっかりと。

地域での心得

  • 地震の時は、近所で助け合うことが大切。

避難の際の心得

  • 海岸付近で地震を感じたら、すぐ避難、より早く、より高く。
  • 海岸、河川、山崖崩れ危険箇所、火災現場などの危険箇所には近づかない。

地震が起きたら『我が家の安全対策』

市も大規模な地震になりますと、被害に遭われた皆さんにすぐには対応がとれなくなります。行政が体制を整えるまでの間、各家庭での備えが大変重要になります。皆さんも次の事に気をつけて地震に備えてください。

家具の転倒・落下防止

家具類や大型電化製品などは、転倒する恐れがあります。
止め金具などを使用し転倒防止策や食器棚などのガラスには飛散防止策を、また、家具類の上には、重い物を置かないように心がけ、家族からけが人を出さないようにしましょう。

「減災」のための事前防災の重要性

これまで、飲料水は最低3日分、食料品は7日分と呼びかけてきました。
しかし、南海トラフ巨大地震のような大規模災害では、被害が超広域にわたり、国や自治体の支援が遅れることが想定されます。
家庭で自活するためにも、水、食料とも1週間分以上の備蓄をお願いします

1週間の目安(1人分)

飲料水
1日3リットル×7日=21リットル

食料
3食×7日=21食

カセットコンロ・カセットボンベ
あたたかい食事を調理するため備蓄しておくとよいでしょう。
ボンベ1本で1.5リットルのお湯が約10回つくれます。

ローリングストック法(回転備蓄)

日常使う食材や非常用の食料品を、消費しながら備蓄していく方法。
また、古いものから先に使うように収納を工夫すると上手に循環できます。
飲料水などは、家のスペースを活用し、備蓄していきましょう。

食料品の一例

レトルト食品、缶詰、インスタントラーメン、パスタ類、調味料、乾物、根菜類(常温で保存できる野菜)、フリーズドライの野菜、ドライフルーツなど・・・

※これらの食材で、1週間分の献立ができないか考えてみましょう。
※缶詰、乾物などの食材は、定期的に消費する習慣をつけましょう。
※消費したら買い足し、常に新しいものを確保しましょう。
※缶詰、レトルト食品は、普段から食べ比べ、お気に入りの味を見つけましょう。

食べ慣れていない、おいしくない食事だとストレスになります。非常時だからこそ、普段から食べ慣れているものが気持ちを安定させ、困難を乗り切る力となります。

非常持ち出し品の準備について

地震に備えて、非常持ち出し品は、家族構成を考えて最低限度のものを用意しておきましょう。
また、地震が発生した場合、ケガをしても病院で直ちに治療を受けることは困難です。いざというときに備え、各家庭では救急薬品などの準備もしておきましょう。

非常持ち出し品

品名

  • 乾パン
  • 燃料
  • 缶詰
  • 食器類(家族人数分)
  • インスタント食品
  • ライター
  • 粉ミルク(乳幼児がいる場合)
  • 懐中電灯
  • 電池
  • 飲料水(1日1人3リットル)
  • 毛布
  • 現金
  • 寝袋
  • 貴重品
  • 下着類
  • シート
  • タオル
  • ロープ
  • 手袋
  • ちり紙
  • ラジオ
  • 生理用品
  • 救急セット
  • ヘルメット
  • ろうそく
  • 筆記用具
  • 石けん
  • 預金通帳
  • 印鑑
  • ナイフ

門柱・ブロック塀の対策

ブロック塀などは、倒壊する危険があり、特に石塀、レンガ積みは危険性が高く道路に面したものは、倒れると危険ばかりか災害時の救急活動の妨げにもなります。
生垣やフェンスに変えるなどの改善や補強を再検討してみて下さい。

総合防災訓練・地域防災訓練への参加

いざという時に冷静な行動をとるためには、日頃の訓練が大切です。
地域の防災訓練にはぜひ参加し、これらの訓練の中で出火防止、安全行動、消火、応急救護などの知識や技術を覚えておきましょう。

地域の人々との交流

隣近所の付き合いを大切にしましょう。普段から、町内会、子ども会などの地域の行事に積極的に参加し、顔見知りになると『いざ』というときに大変役に立ちます。

地震発生時の役割分担と行動計画の作成

地震が発生した時には、しなければならないことが沢山ありますが、慌ててしまってなかなか行動できないかもしれません。
落ち着いて行動できるようにする為、あらかじめ誰が何をするのか、避難の必要のある時はどう逃げるのかなどの計画を作り、家族でよく確認しておくことが大切です。
各家庭での役割分担や行動表を作成しておきましょう。

地震が起きたら『我が身を守る10カ条』

1.まず、我が身の安全を!

  • まずは、我が身の安全です。ケガをしたら次の行動ができません。
  • 揺れを感じたらテーブルなどの下に隠れるなど、まずは我が身を守りましょう。
  • 大きな揺れは、1~2分程度です。

2.すばやく火の始末

次は火の始末。

3.火が出たらまず消火!

もし火が出たら、落ち着いて消しましょう。
大災害にならないためにも、初期消火はとても大事です。

4.出口の確保!

次は、出口の確保です。
建物のゆがみで出入り口が開かなくなることがあります。
ドアを開け、避難口の確保をしましょう。

5.あわてて外に飛び出すな!

地震直後は、まだ余震があります。ガラスなどが落ちてきます。
避難する時は、落ち着いた行動をしましょう。

6.狭い路地、塀ぎわ、崖や川べりに近寄るな!

狭い路地は、ブロック塀が倒れたり、門柱・自動販売機などが倒れたりして危険です。
できるだけ、広い場所を通りましょう。

7.山崩れ、崖崩れ、津波、浸水に注意!

崖や海のそばにいる時は、素早く避難しましょう。
崖が崩れたり、津波が来る恐れがあります。

8.避難は徒歩で!持ち物は少なく!

避難は歩いてしましょう。
車を使うと渋滞し、緊急車両の妨げになります。
動きやすいように、持ち物は少なくし、避難は自主防災組織などの指示に従いましょう。

9.みんなで協力!

災害時には、みんなの協力が必要です。
避難場所では、みんなが心細いものです。
声を掛け合い、協力しましょう。

10.正しい情報をつかみ、デマに惑わされるな!

デマに惑わされると、パニックの原因になります。
防災無線やラジオ、インターネットなどで正しい情報を得ましょう

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 危機管理課 危機管理室
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6443 ファクス:0557-86-6446
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。