熱海楠細工(あたみくすのきざいく)のご案内
技術の伝承
熱海市唯一の伝統工芸品として静岡県で認定されている静岡県郷土工芸品「熱海楠細工(あたみくすのきざいく)」ですが、最盛期には市内に34あった事業所が、現在は市内事業所がなくなり、職人2名が市外で活動を継続している状況となっています。
後継者不足が懸念され、平成25年秋から熱海楠家具工芸組合で漆塗りと木工の技術を学ぶ人材を受け入れ、新たな担い手として育成し、活躍しています。熱海の伝統を生かしながらも時代のニーズに応じた楠細工を創作しています。
工芸品紹介
古くは、文政13(1830)年熱海温泉図彙によると、引き物細工として椀・茶器など、塗り物細工として重箱・吸物椀・盆などの小型製品が紹介されており、天保8(1837)年に楠の巨木が倒木し、この楠を材料に日用品を作ったのが楠細工の謂れとなっています。静岡県郷土工芸品の指定では、指物の大型製品のほか、椅子や小型の挽き物細工の指定を受けています。
熱海楠細工の製品として、箪笥・仏壇・机・文箱などの指物※家具のほか、生活様式の変遷での需要に対応し、伝統技法を後世に伝えつつ、あり方は変容していくことで、地域内外の一人でも多くの方に工芸品を目に留めていただき触れる機会を生み続けています。
※指物とは、金具やねじを使わず、木材の切込みと差し込みなどにより、木と木を組み合わせて木製品を作る伝統技術



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