熱海の温泉

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ページ番号1001820  更新日 平成29年3月23日

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総湧出量毎分約16,600リットル!
熱海温泉は、その知名度に恥じない"歴史"と"湯量"を誇る温泉郷です。
また、42度以上の高温泉がその約9割を占め、平均温度は約63度と、源泉総数が500を超える温泉場としては、全国屈指の高温泉リゾートです。

写真:温泉から湯気が立ち上っている様子

熱海温泉の歴史

西暦749年、今からおよそ1260年前に箱根権現の万巻上人が、海中に湧く温泉を熱海の中腹に導き漁民および魚介類を救おうと薬師如来に祈祷し、現在ある「大湯間歇泉の地」に泉脈を移し、守護神として湯前神社をつくり、一般の人々が温泉の恩恵に浴することが出来るようにしたことが熱海温泉の始まりと由来記に記されています。
最近、掘削技術が進み、各地で温泉の湧出が見られますが、その多くは何百年、何千年の年月によって出来た温泉ダマリであることが多く、30年・50年と揚湯を続けた場合、枯渇してしまうのではないかと考えられますが、熱海の温泉は千年余の期間、安定した温泉を供給する泉脈をもっているという点でとても貴重な温泉といえます。

大湯間欠泉

熱海温泉の歴史は古く、伊豆風土記の記述(713年)が一般的に知られています。それによれば「天孫降臨に先立って大己貴命は、秋津の国の民が若死にするのを憫んで少彦名命に製薬温泉之術を与えて伊豆国の神の湯に遺わされた。この湯は普通の湯ではなくて一昼夜に二度烈しく沸騰して噴出する。これを桶に入れて身を浸すと諸病が悉く治った」とあります。この記述が大湯を示すとされています。

療養地として

戦国から江戸時代にかけて医学の世界は新しい時代に入ります。中でも医学理論を体系化し、病気予防・保健衛生などの知識をひろめた、古医方中興の祖といわれる曲直瀬道三(まなせどうさん)の功績は大きいです。当初毛利家に仕えた道三は秀吉が天下を統一してからは養子玄朔と共に豊臣家に使え、その後、徳川家にも重用されました。文禄2年(1593)9月初め、関白秀次が40日余り熱海に湯治に来ており、その間、曲直瀬道三が熱海まで往診しています。

熱海を知らしめた徳川家康

徳川家康は1604年、二人の息子を連れ、湯治のため熱海を訪れた記録が残っており、その後、江戸城に熱海の温泉を運ばせました。以来、多くの大名が熱海温泉を訪れています。その理由は以下のように考えられます。(1)家康が熱海を幕府の直轄領としたことで、逗留が自由になり、各地の大名が熱海温泉を利用しやすくなった (2)江戸から近く、参勤交代の折、多くの大名が熱海に訪れた (3)家康に対する話題づくりもあったと思われる (4)各大名が自国に戻り、熱海のことを話し、結果として熱海温泉が全国的に知られるようになった。
熱海市史によれば、江戸時代、熱海には多くの文化人が訪れ、明和から慶応までの江戸時代約100年の間に代表的な紀行文だけでも36編存在するといわれます。

明治時代「別荘王国」

フランス公使・ロッシュは若き日の傷が痛み、たびたび熱海に逗留、熱海での温泉療法で健康が回復したと祖国に手紙を書いています。また、明治天皇の皇太子の教養主任陸軍中将・曽我祐準(後の東宮太夫・将軍・枢密院顧問)は明治8年から熱海に通いリュウマチを治療したことなど、皇族をはじめ、政財界の重鎮、著名な文人墨客で熱海に別荘を構えた人物は、枚挙にいとまがありません。

温泉に関するもので“熱海が日本初”

  1. 初めての西洋式温泉分析報告書の存在:明治7年(1874年)
  2. 温泉に関する取締規則の制定:明治16年6月発布
  3. 温泉療養センターの設立:明治18年の「噏滊舘(※)」の存在
  4. 御用邸の建設(明治21年):温泉地では初めての御用邸は熱海に建てられた。

※日本で最初の温泉保養センター

わが国初めての温泉保養センター「噏滊舘」は熱海温泉につくられました。明治18年(1885年)、時の右大臣 岩倉具視公が熱海で静養しようとしたことが発端で、当時の健康局の長与専斎という人が主となってつくられました。ドイツの気圧吸入器が設置され、医師も常勤する当時としては最新式の医療施設でした。

各地区の温泉

熱海温泉

地中海沿岸の高級リゾートを想わせるエレガントな湾岸エリアと林立するホテルやマンションを背後からやさしく覆う緑、進化を続けながらも静寂の中に今も息づく史蹟の数々…。
リゾートとして多くの資質を有する中に、1200年にもわたり、供給を続ける豊富な泉脈を誇る。

網代温泉

江戸時代、「京、大阪に江戸、網代」といわれ、多くの廻船で賑わいを見せた”網代”…。
熱海市内で漁師町の風情がもっとも強く、あじやイカに代表される海産物の逸品がそろう「網代」の温泉は、源泉の平均温度(約78度)、平均湧出量(毎分約207リットル)ともに熱海市内でトップの実力を誇る。

伊豆山温泉

日本三大古泉のひとつ「走り湯」がある”伊豆山”・・・。
国内屈指のパワースポットとして有名な伊豆山神社の霊湯として、古くから崇められた歴史をもつ。
豊富な海産物が揚がる伊豆山漁港にほど近い「走り湯」は、全国的にも珍しい横穴式の源泉で、約70度の源泉が毎分約180リットル湧出している。(見学可能)

伊豆多賀温泉

特産の柑橘類が実る山々に囲まれた波静かな多賀湾沿いを中心に旅館が並ぶ”多賀”…。
ゆったりと流れる時間の中で、やさしい泉質の湯を楽しめる。熱海市内では稀な高アルカリ泉の源泉をもつ施設があるのもこの地域。

伊豆湯河原温泉

万葉集にも詠われた落ち着いた旅館が箱根外輪山から流れる藤木川(下流は千歳川)沿いに立ち並ぶ。
熱海市全体の中で多くを占める塩化物泉ではなく、単純泉が比較的多く、気軽に楽しめる。

温泉の効能

熱海温泉は無色透明で匂いも香りもありません。
ただ、保温効果の高さや美肌感は十分に体感いただくことができます。
目先の色や匂いに惑わされることなく、熱海温泉の泉質の素晴らしさを実感してください。

塩化物泉の適応症

  • 浴用:単純温泉の適応症に加えて、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
  • 飲用:慢性消化器病、慢性便秘

注:飲用に適しているか否かは事前にご確認ください。

硫酸塩泉の適応症

  • 浴用:単純温泉の適応症に加えて動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病
  • 飲用:慢性胆嚢炎胆石症、慢性便秘、肥満症、糖尿病、痛風

注:飲用に適しているか否かは事前にご確認ください。

市営温泉のある街

熱海市では、全国でも珍しく市営で温泉事業を運営しています。
市営温泉の運営は77年の歴史があります。発足当初は温泉を旅館へ効率よく供給することを目的に始まりました。今では、旅館、保養所などへ供給するとともに、一般家庭へも温泉を届けています。

詳細は下記ページをご覧ください。

関連リンク

熱海の温泉を広く紹介している「NPOエイミック」ホームページは、下記をご覧ください。

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